昔アメリカの大型量販店内の
紙オムツ売り場に
「今しか見れない姿、残しませんか?」
こんなPOP広告を置いた。
紙オムツ売り場で何を売ったのか?
「使い捨てカメラ」です。
紙オムツを買う人は自身の赤ちゃんがいる。
しかも一番かわいい2~3才の新生児。
赤ちゃんの成長は早く
その姿は日を増すごとに変化していく。
初めての寝返り
初めてのお座り
初めてのハイハイ
初めてのつかまり立ち
初めての一歩
パパママは日常に紛れて
そんなことを忘れてしまっている。
それがPOP広告を見て
自分の隠れた欲求を思い出す。
「かわいい姿を残したいな」と。
たったこの1文が
場違いとも言うべきカメラの売上げを
大幅にアップさせたのです。